PHASE 0|やる理由

自分のやりたいことと向き合う

自分時間を作る前に、まず確認しておきたいことがあります。 それは、「その時間を何に使いたいのか」です。

何時に起きるか、どの時間帯に作業するか、どうやって習慣化するかを考える前に、 まずは自分が本当にやりたいことを見える状態にしていきます。

PHASE 0では、制約をいったん外してやりたいことを書き出し、 その中から今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。

1|自分時間は、目的がある方が続きやすい

自分時間を作ろうとすると、最初に考えたくなるのは、 「何時に起きるか」や「どうやって時間を作るか」かもしれません。

でも、その前に大切なのは、 自分がその時間を何に使いたいのかを知ることです。

自分時間は、ただ空いた時間ではありません。 自分にとって大事なことを取り戻すための時間です。

PHASE 0でやることは、難しい自己分析ではありません。
自分時間でやりたいことを出して、今の自分にとって大事な順番に並べ替えることです。

2|自分で選んだことは、戻る理由になる

習慣は、毎日完璧に続くものではありません。 忙しい日、疲れている日、予定が崩れる日は必ずあります。

そのときに戻る力になるのが、 「自分はこの時間を何のために作っているのか」という理由です。

心理学では、人は誰かにやらされていることよりも、 自分で選んだことの方が主体的に続けやすいと考えられています。

だから、このフェーズでは、 正解を探すのではなく、自分で選ぶことを大切にします。

ここで必要なのは、立派な目標ではありません。 「本を読みたい」「副業を進めたい」「運動したい」「ぼーっとしたい」でも十分です。 大切なのは、それが自分にとって意味のあることかどうかです。

3|まずは、制約を外してやりたいことを出す

最初から現実的に考えすぎると、 本当にやりたいことが出てこなくなることがあります。

時間がないから無理。 お金がかかるから無理。 家族がいるから無理。 仕事が忙しいから無理。

そう考える前に、まずは制約をいったん外して、 自分時間でやってみたいことを全部出していきます。

最初は、判断せずに出す
1

思いつくまま
書き出す

2

良い悪いを
判断しない

3

小さいことも
入れる

4

あとで
並べ替える

この段階では、できるかどうかではなく、まず出すことを大切にします。

4|一番やりたいことは、最初にやることとは限らない

自分時間で一番やりたいことに、最初から取り組めるなら、それが一番です。 その時間をそのまま、自分が本当にやりたいことに使えれば、 自分時間の満足度はとても高くなります。

ただし、現実には、そうはいかないこともあります。 一番やりたいことが分かっていても、 今の生活や仕事、家族の状況、体力、収入、時間の余白によって、 すぐには取り組めない場合があります。

でも、それは意味がないことではありません。 一番やりたいことを理解していると、 それ以外のやるべきことを整えるための、強い動機になります。

「これを安心してやるために、今はこっちを先に整えよう」 「この時間をもっと楽しむために、今は生活の土台を作ろう」 そう考えられるようになると、自分時間はただの空き時間ではなく、 自分が本当にやりたいことへ近づくための時間になります。

一番やりたいことは、最初にやることではなくても構いません。
それを理解していること自体が、他の優先事項を整えるためのモチベーションになります。

5|私の場合:本当は自転車のトレーニングがしたかった

私の例

一番やりたいことと、今優先すべきことが違っていた

私の場合、制約を考えずに「自分時間でやりたいこと」を書き出したとき、 一番やりたいことは自転車のトレーニングでした。

実際に、得た自分時間を使ってトレーニングをしようとしたこともあります。 でも、うまく続きませんでした。

理由は、トレーニングが嫌だったからではありません。 むしろ、本当にやりたいことでした。

ただ、その時間を心から楽しむためには、 先に副業を軌道に乗せる必要があると気づいたのです。

一番やりたかったこと

自転車のトレーニング。
体を鍛えたい。走りたい。強くなりたい。

今、優先すべきだったこと

副業を軌道に乗せること。
安心してトレーニングを楽しめる土台を作ること。

そこで私は、自転車のトレーニングを一旦やめました。 諦めたのではなく、順番を変えました。

今の自分にとって最優先なのは、 トレーニングそのものではなく、 トレーニングを安心して楽しめる状態を作ることでした。

一番やりたいことが分かっていたからこそ、 「そのために、今は副業を優先する」と決めることができました。

つまり、一番やりたいことは、すぐに取り組む対象ではなくても、 他のやるべきことを整えるための大きな動機になったのです。

6|だから、やりたいことを並べ替える

やりたいことを書き出すだけでは、 「今、最初に取り組むこと」までは決まりません。

一番気持ちが動くもの。 今の自分に必要なもの。 将来のために先に整えたいもの。 心の余白を取り戻すために必要なもの。

それらを見比べながら、 今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。

一番やりたいことにすぐ取り組めるなら、それを選んで構いません。 でも、すぐに取り組めない場合は、 その一番やりたいことを叶えるために、今先に整えるべきことを選びます。

自分が本当にやりたいことを理解していると、 自分時間を作る理由がはっきりします。 その結果、夜を整えること、朝のリズムを作ること、習慣を戻すことにも意味が生まれ、 自分時間獲得の再現性が高まりやすくなります。

PHASE 0で決めること
1

やりたいことを
全部出す

2

今の自分に
並べ替える

3

最初の
1つを選ぶ

4

自分時間の
理由にする

自分時間の目的は、最初から完璧に決めなくて大丈夫です。まずは今の自分にとっての優先順位を見つけます。

WORK|自分のやりたいことと向き合う

ここまで読んだら、次は実際に自分のやりたいことを書き出していきます。 このページでは入力はせず、専用の「やりたいこと整理ツール」で整理していきます。

やりたいこと整理ツールでは、自分時間でやりたいことを一度すべて書き出し、 今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。 一番やりたいことにすぐ取り組める場合はそれを選び、 すぐに取り組めない場合は、その一番やりたいことを叶えるために 今先に整えるべきことを選びます。

やりたいこと整理ツールでやること
1

やりたいことを
全部出す

2

特に気持ちが
動くものを見る

3

今の自分に
並べ替える

4

最初の
1つを決める

このページでは考え方を確認し、実際の書き出しは専用ツールで行います。

一番やりたいことは、最初にやることではなくても構いません。
大切なのは、自分が本当にやりたいことを理解したうえで、 今の自分が最初に取り組むことを選ぶことです。