自分時間を作る前に、まず確認しておきたいことがあります。 それは、「その時間を何に使いたいのか」です。
何時に起きるか、どの時間帯に作業するか、どうやって習慣化するかを考える前に、 まずは自分が本当にやりたいことを見える状態にしていきます。
PHASE 0では、制約をいったん外してやりたいことを書き出し、 その中から今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。
自分時間を作ろうとすると、最初に考えたくなるのは、 「何時に起きるか」や「どうやって時間を作るか」かもしれません。
でも、その前に大切なのは、 自分がその時間を何に使いたいのかを知ることです。
自分時間は、ただ空いた時間ではありません。 自分にとって大事なことを取り戻すための時間です。
PHASE 0でやることは、難しい自己分析ではありません。
自分時間でやりたいことを出して、今の自分にとって大事な順番に並べ替えることです。
習慣は、毎日完璧に続くものではありません。 忙しい日、疲れている日、予定が崩れる日は必ずあります。
そのときに戻る力になるのが、 「自分はこの時間を何のために作っているのか」という理由です。
心理学では、人は誰かにやらされていることよりも、 自分で選んだことの方が主体的に続けやすいと考えられています。
だから、このフェーズでは、 正解を探すのではなく、自分で選ぶことを大切にします。
ここで必要なのは、立派な目標ではありません。 「本を読みたい」「副業を進めたい」「運動したい」「ぼーっとしたい」でも十分です。 大切なのは、それが自分にとって意味のあることかどうかです。
最初から現実的に考えすぎると、 本当にやりたいことが出てこなくなることがあります。
時間がないから無理。 お金がかかるから無理。 家族がいるから無理。 仕事が忙しいから無理。
そう考える前に、まずは制約をいったん外して、 自分時間でやってみたいことを全部出していきます。
思いつくまま
書き出す
良い悪いを
判断しない
小さいことも
入れる
あとで
並べ替える
この段階では、できるかどうかではなく、まず出すことを大切にします。
自分時間で一番やりたいことに、最初から取り組めるなら、それが一番です。 その時間をそのまま、自分が本当にやりたいことに使えれば、 自分時間の満足度はとても高くなります。
ただし、現実には、そうはいかないこともあります。 一番やりたいことが分かっていても、 今の生活や仕事、家族の状況、体力、収入、時間の余白によって、 すぐには取り組めない場合があります。
でも、それは意味がないことではありません。 一番やりたいことを理解していると、 それ以外のやるべきことを整えるための、強い動機になります。
「これを安心してやるために、今はこっちを先に整えよう」 「この時間をもっと楽しむために、今は生活の土台を作ろう」 そう考えられるようになると、自分時間はただの空き時間ではなく、 自分が本当にやりたいことへ近づくための時間になります。
一番やりたいことは、最初にやることではなくても構いません。
それを理解していること自体が、他の優先事項を整えるためのモチベーションになります。
私の場合、制約を考えずに「自分時間でやりたいこと」を書き出したとき、 一番やりたいことは自転車のトレーニングでした。
実際に、得た自分時間を使ってトレーニングをしようとしたこともあります。 でも、うまく続きませんでした。
理由は、トレーニングが嫌だったからではありません。 むしろ、本当にやりたいことでした。
ただ、その時間を心から楽しむためには、 先に副業を軌道に乗せる必要があると気づいたのです。
自転車のトレーニング。
体を鍛えたい。走りたい。強くなりたい。
副業を軌道に乗せること。
安心してトレーニングを楽しめる土台を作ること。
そこで私は、自転車のトレーニングを一旦やめました。 諦めたのではなく、順番を変えました。
今の自分にとって最優先なのは、 トレーニングそのものではなく、 トレーニングを安心して楽しめる状態を作ることでした。
一番やりたいことが分かっていたからこそ、 「そのために、今は副業を優先する」と決めることができました。
つまり、一番やりたいことは、すぐに取り組む対象ではなくても、 他のやるべきことを整えるための大きな動機になったのです。
やりたいことを書き出すだけでは、 「今、最初に取り組むこと」までは決まりません。
一番気持ちが動くもの。 今の自分に必要なもの。 将来のために先に整えたいもの。 心の余白を取り戻すために必要なもの。
それらを見比べながら、 今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。
一番やりたいことにすぐ取り組めるなら、それを選んで構いません。 でも、すぐに取り組めない場合は、 その一番やりたいことを叶えるために、今先に整えるべきことを選びます。
自分が本当にやりたいことを理解していると、 自分時間を作る理由がはっきりします。 その結果、夜を整えること、朝のリズムを作ること、習慣を戻すことにも意味が生まれ、 自分時間獲得の再現性が高まりやすくなります。
やりたいことを
全部出す
今の自分に
並べ替える
最初の
1つを選ぶ
自分時間の
理由にする
自分時間の目的は、最初から完璧に決めなくて大丈夫です。まずは今の自分にとっての優先順位を見つけます。
ここまで読んだら、次は実際に自分のやりたいことを書き出していきます。 このページでは入力はせず、専用の「やりたいこと整理ツール」で整理していきます。
やりたいこと整理ツールでは、自分時間でやりたいことを一度すべて書き出し、 今の自分にとって大事な順番に並べ替えていきます。 一番やりたいことにすぐ取り組める場合はそれを選び、 すぐに取り組めない場合は、その一番やりたいことを叶えるために 今先に整えるべきことを選びます。
やりたいことを
全部出す
特に気持ちが
動くものを見る
今の自分に
並べ替える
最初の
1つを決める
このページでは考え方を確認し、実際の書き出しは専用ツールで行います。
一番やりたいことは、最初にやることではなくても構いません。
大切なのは、自分が本当にやりたいことを理解したうえで、
今の自分が最初に取り組むことを選ぶことです。